周辺の生態系と調和を図りながら、本来そこにあった自然林を再生！

昨今、自然環境の破壊は世界中で進んでいます。なかでも自然林は、人の手によって、また天災によって急速に失われつつあります。破壊されるのは一瞬、簡単ですが、もとの姿に戻るには多大な時間がかかります。環境対策のためにも、限りある資源を大切にするのはもちろん、緑化を進めたり、破壊された自然林を少しでも早期に再生させることが必要です。その救世主となるのが、周辺の生態系に配慮しながら、本来そこにあった自然林を早期に復元させるネイルポット樹林化苗「サスケ（国土交通省 NETIS登録商品 QS050018-A）」です。自然に限りなく近い森林の再生ができるので、地域に合った景観づくりができます。

自然林を復元できる理由とは？

理由1　在来種を使用(外来生物法に対応)

ネイルポット「サスケ」は在来種の主に実生から栽培した幼苗を使用している。

理由2　播種工と同等の根茎の発達が可能

ネイルポット樹林化苗「サスケ」は幼苗を分解性特殊形状容器に植付けた一体型の製品です。
根茎の発達の妨げにならない発達法を重視した容器で地山に馴染む様に植付けるので種子と同等の根茎の発達が可能です。

ネイルポット樹林化苗「サスケ」の特徴

限りなく自然に近い森林の復元「幼苗植栽の適応力」

容器の下にスリットがあり水が溜まりにくい構造のため、根のルーピング現象が起こりにくいのが特徴のひとつ。また、植生基盤との密着性を考慮した根鉢形状なので、造園用樹木苗（規格苗木）よりも早期に樹木化を実現できます。

Ｈ＝0.4ｍのネイルポット樹林化苗は、2年後には規格苗木と同じ2ｍまで成長しました。

播種工とあなじように根系が発達！

ネイルポット「サスケ」は、根系の発達の妨げにならない発根性を重視した分解性特殊形状容器に幼苗を植え付けた一体型の製品です。直接地山に差し込むことでスムーズに地山に根を誘導させることができので、種子と同等の根系の発達が可能です

NETISに登録されている新技術(登録No .Q S -050018-A)

国土交通省内で運用されているＮＥＴＩＳ（新技術情報提供システム）に、ネイルポット樹林化苗「サスケ」は登録されています。

自然環境に優しい在来種を使用(外来生物法に対応)

ネイルポット「サスケ」は、国内産の在来樹種の主に実生から栽培した幼苗を使用しています。

● 高木性常緑広葉樹：アラカシ、ウバメガシ、シラカシ、シロダモ、スダジイ等
● 高木性落葉広葉樹：イロハモミジ、エノキ、クヌギ、ケヤキ、コナラ等
● 中・低木常緑広葉樹：シャリンバイ、トベラ、ヒサカキ、ネズミモチ、マサキ等
● 中・低木落葉広葉樹：ウツギ、タニウツギ、ハコネウツギ、マユミ、ムラサキシキブ等
● 先駆性種：アカマツ、アキグミ、イヌビワ、クロマツ、ナワシログミ等
● 他、受注生産にも対応いたします。

低コストで、施工も簡単！

従来は法面に植裁する場合、苗木を移植するまでに手間暇がかかり、さらに種子は発芽までに時間がかかりました。しかし、ネイルポット樹林化苗「サスケ」なら、幼苗と容器をそのまま法面に差し込んで植え付けるだけ。従来の植え穴掘りや土壌の埋め戻しの作業の必要がないうえ、法面緑化で重要な水道を損傷することなく植栽できます。

施工方法

周辺の生態系との調和を考慮し、播種工と同等の根茎発達が可能な「サスケ」を使用することにより、従来方法の外来種播種工において使用される外来種種子を使うことなく、在来種（「サスケ」）のみの使用により法面緑化・保護を行うことが可能です

施工事例